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歯医者では保険証なしでも治療を受けられる?パターン別の対処法を徹底解説

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病院にかかるときは保険証を持っていくものですが、歯医者に行くときに手元に保険証がなく、不安に感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

保険適用で治療を受けるには、保険証を持参する必要がありますが、一旦自己負担しておき、あとから返還してもらうことも可能です。

この記事では、保険証なしで治療を受ける際の注意点、保険証がない場合の対処法について解説します。

歯医者では保険証なしでも治療を受けられるのか

歯医者をはじめ、医療機関では保険証がなくても治療を受けることは可能です。

保険証は公的医療保険に加入していることを証明するためのもので、診療を受けるうえで必須のものではありません。

ただし、保険証なしで受診する際に注意すべきポイントもあります。

保険証なしで歯医者を受診した場合の注意点

保険証なしでも歯医者での治療は受けられますが、治療費用が高額になる点に注意しましょう。

保険証なしで治療を受ける場合、保険が適用されなくなります。

通常、保険適用の治療費は3割負担で済みますが、保険証がない場合、全額自己負担となります。

そのため、軽い検査や治療でも高額な費用が発生する可能性があり、歯の修復や根管治療などになると、数万円から十数万円になることもあります。

【パターン別】保険証がない場合の対処法

保険証がないといっても、さまざまなパターンが考えられます。

以下では、4つのパターンに分け、保険証がない場合の対処法をそれぞれ詳しく解説します。

家に保険証を忘れた場合

家に保険証を忘れてしまった場合、まずは受付で忘れてしまったことを伝えましょう。

当日は治療費の全額を支払うことになりますが、後日保険証を持参することで、支払った治療費から自己負担分を引いた治療費が返金されます。

ただし、保険証の持参が月をまたいでしまうと、保険組合への申請が必要となるため、手続きが面倒になってしまう点に注意しましょう。

保険証を紛失した場合

保険証を紛失した場合は、すぐに健康保険組合や会社の総務部に連絡し、再発行を依頼しましょう。

再発行には数日かかることが多いため、その間に歯医者に行く必要がある場合は、診療時に事情を説明しなければいけません。

基本的には、一時的に全額自己負担で治療を受け、後日保険証を持参して精算する形になります。

新しい保険証が手元にない

新卒での入社や転職などにより、新しい保険証がまだ手元に届いていない場合も、一時的に全額自己負担で治療を受け、保険証が届いたタイミングで持参して精算する形になります。

ただし、保険の資格取得日の確認を事前にしておきましょう。

治療を受けたタイミングが保険の資格取得日よりも前の場合には、保険が適用されません。

そのため、保険の資格取得日だけは、手元に保険証がなくても、会社に確認しておきましょう。

保険に加入していない

保険に加入していない場合は、歯医者での治療の全額を自己負担する必要があります。

治療費が高額になる可能性があるため、まずは緊急性のある治療を優先するとよいでしょう。

また、治療を受ける前に費用の見積もりをとり、予算に応じた治療計画を立てることが重要です。

【治療別】保険証なしで歯医者を受診した場合の費用相場

保険証なしで歯医者を受診する場合、治療費が全額自己負担となるため、費用が大幅に高くなります。

治療内容によっては、数千円から数万円に至るまでさまざまです。

ここでは、主な治療別に保険証なしで受けた場合の費用相場を紹介します。

これらの相場はあくまで参考値であり、実際の費用は歯科医院や地域によって異なる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。

初診料

歯医者を初めて受診する際には、初診料がかかりますが、保険適用でない場合には3,000円程度が相場となります。

初診料には診察や検査、治療計画の作成が含まれますが、診療内容や診療時間によってはさらに費用が加算されることもあるでしょう。

詰め物

詰め物の治療費は素材によって大きく異なりますが、保険証なしの場合、治療費の相場は1〜2万円程度です。

治療前にどの素材を選ぶか、費用も含めてしっかりと確認しておくことが重要です。

被せ物

被せ物の費用も、使用する素材によって大きく変わりますが、費用相場として2~5万円程度です。

被せ物は歯の機能と見た目を回復させる重要な治療のため、費用をよく検討して選ぶことが必要です。

抜歯

抜歯の費用は、歯の位置や工数によって異なりますが、保険証なしの場合、5,000円から1万円程度が一般的です。

たとえば、親知らずの抜歯などは通常の抜歯よりも工数がかかるため、費用が高くなりやすい傾向があります。

また、外科的抜歯が必要な場合には、さらに費用がかかるケースもあります。

事前に治療費を確認し、必要であれば分割払いの相談も検討するとよいでしょう。

クリーニング

歯のクリーニングは、定期的な口腔ケアとして重要な治療ですが、保険適用外の場合、費用は1回あたり5,000円〜1万円程度が相場となります。

保険証なしでの受診時には、費用を考慮しつつ、定期的なケアを続けることが大切です。

保険証が不要な治療とは

歯科治療の中には、保険適用外の治療もあります。

これらの治療は、一般的に審美的な目的や予防的な治療が中心で、全額自己負担となります。

保険適用外の治療は、費用が高額になることが多いため、事前にしっかりと治療内容や費用について確認し、計画的に進めることが重要です。

以下では、代表的な保険証が不要な治療を紹介します。

インプラント

インプラント治療とは、失った歯を補うために、人工歯根を顎骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療です。

機能的にも審美的にも優れた選択肢ですが、保険適用外であり、全額自己負担となります。

使用する材料や技術によって費用は大きく異なり、1本あたり数十万円から数百万円になることもあります。

歯列矯正

歯並びや噛み合わせを改善するためにおこなわれる矯正治療は、審美的な側面が強く、疾患の治療ではないことから基本的に保険適用外です。

ただし、重度の不正咬合や顎変形症など、機能的な問題を伴う場合には、一部の矯正治療に保険が適用されるケースもあります。

費用が数十万円から数百万円にのぼるうえ、治療期間も長期間にわたるため、専門医と治療計画をよく相談することが大切です。

ホワイトニング

ホワイトニングは、歯の色を明るくし、より美しい笑顔を手に入れるための治療です。

美容を目的としておこなわれるため、保険適用外であり、全額自己負担となります。

ホワイトニングには、自宅でのホームホワイトニングと、歯医者でのオフィスホワイトニングの2種類があります。

方法や使用する薬剤によって費用は異なりますが、数千円から数万円程度が一般的です。

ホワイトニングは一時的な効果であり、定期的なメンテナンスが必要なことも考慮しましょう。

虫歯かも…と思った方は町田駅徒歩1分のグレイス歯科へ

虫歯かもしれないと思いつつ、なかなか歯医者に行けていない方も多いのではないでしょうか。

自覚症状が表れる前に早期発見するのがベストではありますが、歯科を受診する方の多くは痛みが表れていることがほとんどです。

そのため、虫歯に痛みがあっても手遅れということはまったくありません。

痛みが出て間もない時期であれば、それほど進行しておらず、すぐに治療を済ませられるケースがほとんどです。

一方、痛みを放置しておくとどんどん進行してしまい、最悪の場合は抜歯することになってしまいます。

虫歯の治療は、とにかく早い段階で歯科を受診することが大切です。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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