医療機器・衛生管理
当院で導入している医療機器
当院では京セラ製歯科用CT撮影装置を導入しております。
CT撮影装置は、レントゲン撮影データをコンピュータで計算処理し、立体映像や断層写真を得ることができる装置です。 CT撮影では今までの平面画像が3Dになり、骨の厚みや幅、硬さ、位置、歯の根の状態、歯周病の進行具合なども精密に分析することができ、正確な診断を細かくすることができます。
この診断はCT撮影でしか行うことができません。
大学病院などでは、インプラント、親知らずの抜歯、歯周病治療、歯の根っこの膿み、矯正治療などでよく用いられます。また耳鼻科領域(蓄膿症など)にも応用されることがあります。
三次元の高画質画像を用いることで、断層方式パノラマX線写真や口内法X線撮影法では判別できない痛みや症状の原因の究明になり、より正確な診断に役立つことはもちろん、経過観察などにおいても有用です。
CTによって、今まで他院で「分からない」痛みがあるのに「様子をみましょう」と言われたものが解決できるかもしれません。 また歯科用のCTは医科用に比べ被曝量が大幅に低減され、撮影時間も短く安全面でも安心です。 従来、大規模大学病院などにしか設備としてなかった歯科用CTです(一台数千万円、また重量の関係により、全国の歯科医院のわすが、0.1%にしか設置されていないと言われております)。
当院では、わざわざ大学病院などへ撮影に行って頂く負担を無くし、ワンストップで全ての診査・診断・治療が行えます。
また当院ではデジタルレントゲンも採用しております。従来のアナログレントゲンに比べ放射線量は10%~25%に抑える事が可能です。
また、当然ではありますがレントゲン撮影をする際には 鉛の入った防護エプロンを着用していただいております。鉛は放射線を通さず、放射線による被爆をほぼゼロにすることができます。
正確で緻密な歯科治療を行う際には、エックス線による画像診断が必要になるケースが殆どです。
患者様の身体に配慮した、より安全なエックス線装置を採用しておりますのでご安心ください。
衛生管理
ミラーやピンセット、切削用器具など、あらゆる器材をオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)により完全滅菌しております。
滅菌とは、付着している細菌・微生物・ウイルスなどをすべて死滅させ、取り除くことです。 器具を滅菌の際は滅菌パックを使用しており、器具を使用の際は患者様が治療する直前にパックを開封して使用しております。
また手袋、紙コップ、注射針、注射液などは使い捨て(ディスポーザブル)を使用し、患者様ごとに交換しております。
当院では、患者様が気持ちよく安心して治療が受けられるよう、さらにはスタッフの院内感染防止のため、徹底した衛生管理を行っております。
自分自身や大切な家族でも自信を持って勧められる、安全で安心な環境作りを目指しています。
治療の際に不安や疑問に思うことがありましたら、是非スタッフにお気軽にお尋ね下さい。